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多摩産材事業者インタビュー

気候に合った木材の地産地消で生活を豊かに長いスパンで山の資源を育み活かしていく

株式会社フォレスト西川

株式会社フォレスト西川は、この地域で木材業を営んでいた4社と西川地区の広域森林組合が手を携えて、平成7年に協同組合フォレスト西川として創業したのが始まりです。

当社の主要な商品であり、社名にもなっている「西川」。その西川材の名の由来は、江戸時代までさかのぼることができます。

当時、荒川の上流、入間川や高麗川などから木をいかだに組んで下り、江戸まで運んでいました。そこからやがて「西の川からくる良い木材」として、この地域の材は「西川材」と呼ばれるようになりました。そんな西川材は、言わば伝統的な「江戸前の木材」なのです。

西川材や多摩産材など、地元の木材を使うことが豊かな生活につながる

地域の良質な木材を使うことにこだわる当社ですが、西川材と同様に、多摩産材の品質も高く評価しています。木材の強さを測るヤング係数で見ても、西川材や多摩産材は非常に優れています(全国平均がスギ材でおよそ70Eなのに対し、西川材・多摩産材のスギは80E~90E)。強度が高いということは、木材の弱点であるたわみなどが生じにくいということ。地域の良質な木材を使うことにより、地域の気候特性に合った、耐久性の高い建造物が作れるのです。

地元で育った木材は地元の気候に合い、長持ちします。また、地元の樹木を適切に伐採し、育てるというサイクルで、自然環境の循環と浄化が行われます。さらに、輸送の際のCO2の排出量も減らすことができます。このことで、私たちの暮らしもより豊かなものになるでしょう。

「一軒丸ごと木材を使う家をつくる」

当社のコンセプトは、「一軒丸ごと木材を使う家をつくる」。プロの目でしっかりと吟味した木材を、文字通り適材適所に用いることで、末永く木の良さを感じてもらえるような生活を提供したいと考えています。実際、当社では外構から内装、家具や建具まで、すべてのシーンに使える木材のバリエーションを取り揃えています。

子どもたちへの「木育」にも力を入れたい

創業以来、地元の木材の乾燥、加工、プレカットや住宅の建設に力を注いできた当社ですが、これからは次代を担う子どもたちへの「木育」にも力を入れたいと考えています。木造園舎などの提案はもちろんのこと、幼稚園や保育園への木製品の販売やレンタル事業も行っています。また、公共施設へ向けても、家具や遊具、エクステリアの提案をしていきたいと思っています。

幼い頃から地元の木にふれて育つ子どもたちが大人になった頃、その地元の木を育む森もまた、豊かなものになっていることでしょう。

  • 代表取締役の原昌彦さん:イメージ
    代表取締役の原昌彦さん
  • 営業部の原政人さん:イメージ
    営業部の原政人さん
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