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多摩産材事業者インタビュー

森林や街が元気になって、使う人も作る人もみんなが「わくわく」する製品をご提案

一般社団法人kitokito

東京の森林で育った「多摩産材」を使用することは、東京の森林の整備につながり、空気や水などの環境面でも東京都民に恩恵をもたらすことができます。20余年の木材加工、木材利用のキャリアを持って「もっとお客様に寄り添い、お気軽にご相談頂ける窓口になりたい」と平成29年に創業し、5年目を迎えて法人化したのが、一般社団法人kitokitoです。木に関するご相談なら、どんな内容でもお話を伺い、形にする努力を惜しみません。木製品を作ってほしいお客様のご希望と、作り手の職人さんの想いや技術とをすり合わせ、また木材の特徴なども踏まえて、無理なくお互いに納得できる木工製品をお届けします。

多摩産材への想い

私自身、東京で育ったので、やはり多摩産材を使って頂きたいという想いがあります。ただ、多摩産材だけに固執してしまって、そのために実現できないことがあっては意味がありません。0か100かではなく、日本全国の木材や、異素材とのコラボも含めて多摩産材利用が進んでくれれば、とてもうれしいことだと思っています。

東京以外の様々な地域の企業、あるいは一見木材とは関係のなさそうな異業種ともコラボし、知恵やノウハウを出し合う─ kitokitoでは、そんな柔軟な姿勢で、日本の循環資源である木材が活用されるための提案を行っています。

生き物である木材─その特徴もお伝えしていきたい

kitokitoでは、木材という素材の特性を知らせていくことも使命としています。

多くのお客様は「木製品は温かみがあって好き」とおっしゃいます。ですが、木にはメリットだけではなく、自然素材であるがゆえのデメリットもあるのです。製品になってからも木は呼吸を続けているため、内装材に使えば湿度調整をしてくれるなどの素晴らしい機能があります。その半面、どうしても呼吸による微妙な伸縮が発生します。また、小さなお子様が木材にぶつかるなどしても、鋼材などと比較するとケガにはつながりにくいです。ですが、代わりに木のほうに凹みや傷ができます。このように、メリットだけではない木材の特徴をきちんとお伝えして、その上で選んで、使って頂くことが大切だと考えています。

皆様のご相談窓口として

これまでもkitokitoには、「他では相談に乗ってもらえませんでした」というお客様に多くお越し頂いております。

とにかく、木材製品に関することなら何でもお話を伺います。一緒に考え、今までの経験と豊富な人脈で、お客様の思いを形にできるように努力致します。

小物製品やノベルティグッズなどにも対応。「わくわく」できる木製品を一緒に作りたいお客様を、kitokitoが応援します。

  • 代表理事の野口省子さん:イメージ
    代表理事の野口省子さん
  • 特殊記念品:イメージ
    特殊記念品
  • 鉢カバー:イメージ
    鉢カバー
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