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多摩産材事業者インタビュー

様々なかたちで開口部における木材利用を提案

株式会社ニュースト

昭和43年に長野県で創業し、約40年前からドイツ製の断熱窓などを取り扱っていた株式会社ニューストは、「木」と「アルミ」を組み合わせた複合断熱窓やカーテンウォールの製造・販売・施工からメンテナンスまでを行うメーカーです。長野県の厳しい気候風土のなか、「断熱サッシで人々の生活を快適にしたい」という想いから、耐候性と木の温かみを合わせ持つ製品を提案しています。

NEWとNEXT

当社が社名を今の「ニュースト(NEWXT)」というNEWとNEXTの造語に変更したのは平成2年のこと。環境提案企業としてチャレンジする姿勢をより明確にすべく、
「NEW」 … 新たなビジョンへの先見性
「NEXT」 … 次世代への絶えざる創造性
という想いを込めました。

そんな当社が平成7年に生み出したのが、高い耐候性と操作性を兼ね備えた、室内側に天然木材、室外側にアルミ材を組み合わせた「アルタスウッド」シリーズです。当初は室内側の木は輸入材がほとんどでしたが、次第に国産木材や地場産木材の要望が高まり、それらに応えてきました。アルタスウッドシリーズは、木の意匠性のみならず、地産地消の実現とともに木の持つ断熱性や木の炭素貯蔵効果を最大限に活かした製品で、SDGsやカーボンニュートラルにも大きく貢献することができます。

初めての多摩産材

当社が初めてアルタスウッドに多摩産材を使用したのは平成15年。東京都で初めて「木材利用型」としてエコスクールのパイロットモデル事業として認定された武蔵野市立大野田小学校でした。木材の利用がフローリングや壁などの内装にとどまっていた当時、窓のような開口部に木材を使用するのは画期的でした。その当時は「多摩産材」という名称は一般的ではなく、「東京都産材」と呼んでいたそうです。

その後、平成26年に東京都立川合同庁舎のエントランスホールに採用されて以降は、多くの物件に多摩産材を利用したアルタスウッドが使われるようになりました。

避難所としての体育館を快適にする「ボールガード」

避難所としての役割も重要な体育館。夏の熱中症対策や昨今では新型コロナウイルス感染症対策として、換気も重要視されるようになり、窓の多い体育館は一般的になってきました。当社では、それらの窓のガラスを守り、換気を行いながらもボールが外へ出ていかない防球格子戸「ボールガード」を多摩産材で製作しました。軽くて強度のあるアルミ形材の格子を用いることで、強度と操作性に優れた製品になっています。

当社では、お客様の「木でこんなことができないだろうか?」というご要望にお応えすべく、新しい技術を駆使し、「今までになかった!」を創造するメーカーでありたいと考えております。

  • 代表取締役の三好直樹さん:イメージ
    代表取締役の三好直樹さん
  • 外部は耐候性のあるアルミ:イメージ
    外部は耐候性のあるアルミ
  • 内部は温かみのある多摩産材:イメージ
    内部は温かみのある多摩産材
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