文字サイズ

多摩産材事業者インタビュー

快適・健康・安全な居住空間を内装から実現

日本住宅パネル工業協同組合

日本住宅パネル工業協同組合(以下、パネ協)は、建築部品・部材のメーカー32社を組合員とする、全国地区の協同組合です。

パネ協は、内装のプロフェッショナル集団として、公共住宅から民間マンション、学校、福祉施設、ホテルなど、様々な建築物の内装に関して、内装部材・部品の開発・供給から、内装工事の企画・提案、設計・施工・アフターメンテナンスに至るまでの幅広い業務を通じて、「快適・健康・安全な居住空間の性能と品質の向上に貢献すること」を目指しています。

その工事の対象は、床・壁・天井・建具から、収納家具・キッチン・洗面化粧台等の住設機器にまでわたっております。

内装パネル工法と災害復興支援

昭和37年の設立以来、組合員企業があらかじめ工場で製造した間仕切壁パネルなどの内装部品・部材を現場で組み立てるパネル工法によって、現場施工の大幅な省力化や工期の短縮、安定した品質の確保を進め、多くの公共住宅で採用されています。

また、この内装パネル工法を活用して、迅速な対応が求められる阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震などの災害公営住宅や令和元年東日本台風水害の公営住宅復旧工事の現場において、早期の復興に貢献することができました。

多摩産材を活用し地域振興と脱炭素に貢献

パネ協では、公共住宅などの内装パネルの芯材、壁・床・天井の下地材・仕上げ材に、多摩産材をはじめとする、全国の地場産材を活用しています。

また、小中学校や、福祉施設、庁舎など、様々な用途の建築物の内外装や家具、建具、外構にも、地場産材を積極的に活用し、地場産業の振興と脱炭素社会の実現に貢献したいと考えています。

内装のトータルシステムとしての部材・部品の供給

さらに、システム収納ユニットや内装用不燃木材、木製手すりなどに加え、抗菌・抗ウイルス効果のある木材製品や在宅ワークスペースのための家具など、Withコロナの新しい日常に対応するための部材・部品の開発・提供に取り組んでまいります。

  • 理事長の瀬良智機さん:イメージ
    理事長の瀬良智機さん
  • 東日本大震災 パネ協の復興支援の記録:イメージ
    東日本大震災 パネ協の復興支援の記録
  • 当組合作成地場産材カタログ:イメージ
    当組合作成地場産材カタログ
事業者紹介ページはこちら