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多摩産材事業者インタビュー

木材の力で快適な住環境を提案

天龍木材株式会社

明治40年に創業した天龍木材株式会社は、当初は天竜川流域で主にヒノキとスギの植林と伐採、搬出から出荷、販売を行っていました。その後、国内の木材需要の増加に応えるかたちで国内外から木材を仕入れ、販売をしてきました。また、ただ木材を販売するだけではなく、建材部門やプレカット部門も立ち上げ、クライアントの多様な木材需要に応え、成長を続けてきた会社です。

広く木の文化の創造に寄与したい

『緑を創り、育て、活かす。そして守る。』が天龍木材株式会社の社訓です。当社の創業に貢献した金原明善は、木材の販売を単なる商売とは考えず、社会貢献、産業創出ととらえ、特に天竜川の氾濫を防ぐための治山事業や環境保全に取り組んできました。

この想いを受け継いできた当社は、単なる木材の供給者ではなく、広く木の文化の創造に寄与していくことを考えています。その実現のため、原木・木材製品輸入販売から、各種建材製造販売、プレカット、山林経営まで、幅広く手掛けています。

当社の社有林は、現在はそこからの木材搬出・販売はありませんが、山林課の社員によって適切な管理を行っており、将来的に良質な木材を提供することを目指しています。

『天龍エコプロジェクト』

森林は、二酸化炭素の吸収のほか、生活に必要な水源(地下水)を豊かにする機能、土砂災害の防止、木材・キノコ・山菜といった林産資源の供給、森林浴等のリフレッシュの場の提供など、私たちにとって欠かせない役割を果たしています。当社では『天龍エコプロジェクト』として、育林や国産木材の有効利用など、大切な資源であり、かけがえのない財産である森林を次世代に引き継いでいくべく、様々な取り組みを行っています。その一環として、多摩産材をはじめとする各地域産材を活用した内装材を提案しています。

時代の流れに合わせた木材製品の開発も

当社では、新型コロナウイルスの流行を受けて、抗ウイルス塗装を施したフローリングを開発しました。このように、時代の流れに合わせた新商品の開発・ご提案を、今後も実施してまいりたいと考えております。

長年、建築分野で社会に貢献し、快適な住環境の提案をしてきた当社。長い歴史のなかで培ってきた木材に関するノウハウがあり、安心感が違います。特に、当社の建材事業の主力製品である床材では、材料の調達から加工、子会社による施工まで一貫したサービスの提供が可能です。

木材に関するクライアント様のご要望に、精一杯対応させて頂きます。是非お声がけ下さい。

  • 代表取締役社長の溝口正行さん:イメージ
    代表取締役社長の溝口正行さん
  • プレスウッド:イメージ
    プレスウッド
  • 天竜工場:イメージ
    天竜工場
  • 天竜工場 塗装ライン:イメージ
    天竜工場 塗装ライン
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